クルマ屋らしいAI人財育成を トヨタグループ5社、「トヨタソフトウェアアカデミー」を発足
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年05月23日

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アイシン(愛知県刈谷市)、デンソー(同)、豊田通商(名古屋市中村区)、トヨタ自動車(愛知県豊田市)、ウーブン・バイ・トヨタ(東京都中央区)のトヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウェア人財の育成を強化する「トヨタソフトウェアアカデミー」を発足したと発表した。
トヨタグループ5社は、アカデミー発足を通じて、ソフトウエアに加えハードウエアも理解した「クルマ屋らしい」AI・ソフトウェア人財を育成していく方針だ。
自動運転、AI、データセキュリティ、車両法規など100種類の研修講座を開講
アカデミーでは約100種類の研修講座を開講。たとえば、自動運転開発講座では、専門的なAI・制御理論などを学び、自作のプログラムを実車で動かすプロセスを通じて、自動車製造の楽しさや安全・品質の重要性を体感するソフトウエア作りを学ぶことができる、
自動運転以外では、AI、データセキュリティ、車両法規などの研修講座を開講し、専門知識を学ぶ場をアカデミーでは提供する。
また、世界中のAI・ソフトウェア人財が集う機会を創出することでキャリア形成も支援する。アカデミーで学んだ内容は、デンソーのスキル認定プログラム「ソムリエ認定制度」といった各社の制度と連携させることでスキルの「見える化」を行い、AIによる講座推奨も実施する。
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