トラック運転者の勤務間インターバル(休息時間)、8時間か11時間か 改善基準告示の見直し議論
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2022年05月23日
厚生労働省は5月19日、労働政策審議会におけるトラック運転者の労働時間に関する作業部会を開催し、拘束時間と休息時間、運転時間などの改善基準告示の見直しに向けて議論を行った。
1日の拘束時間と休息時間(インターバル時間)、労使双方の意見に相違
今回新たに公表された、「第5回 労働政策審議会 労働条件分科会 自動車運転者労働時間等専門委員会 トラック作業部会」の資料、および前回(3月4日開催)の議事録で示された、これまでに出された労働時間に関する様々な意見は下記の通り。
1か月の拘束時間
現行制度における1か月の拘束時間に関する改善基準告示は下記の通り。
- 1か月についての拘束時間は、293時間を超えないものとする。
- ただし、労使協定により、年間6か月までは、年間の総拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、1か月の拘束時間を320時間まで延長することができる。
これに対し、同作業部会では下記のような意見が示されている。
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