ホンダが非日常の「狩猟」体験で組織風土を改革 イノベーションを生む探究プログラムの成果

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年03月31日

バイオフィリック・スタジオ「土とデジタル」(東京都渋谷区)は3月30日、本田技研工業(ホンダ、東京都港区)の従業員向け探究創造プログラム「Minerva(第2期)」において、フィールドリサーチ伴走支援の成果を発表した。

Minervaは、ホンダが社会に提供すべき新たな価値を探索する取り組みとして2024年5月にスタートしたプログラム。第2期のテーマは「人と技術の関係性」で、「土・水・風」の3グループが約6か月半にわたり活動した。最終発表は2月に開催され、トークセッションのアーカイブ動画や、ポッドキャスト「Intentional Eater」も合わせて公開されている。

ホンダ独自の文化「ワイガヤ」の再構築と新たな暗黙知の獲得

自動車業界が変革期を迎える中、ホンダは未知の領域へ踏み出すため、伝統のコミュニケーション文化「ワイガヤ」の再構築をはかっている。

ワイガヤとは、個人が役割を超えて徹底的に意見をぶつけ合い、成果を出す同社独自の文化だ。プログラム事務局は「現在のワイガヤは、必ずしも質の高いものばかりではないのではないか」という仮説の下、その進化を模索している。

質の高いワイガヤの実現には、五感を伴う経験に基づく暗黙知(個人の強い想いや考え)が必要不可欠だとして、同プログラムでは、日常業務では想像もつかない異業種・非日常(飛び地)でのフィールドワークを設定しているという。

Minerva(第2期)最終発表会のようす(※画像クリックで拡大)

狩猟体験を通じた多様な価値観との出合い

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