導入から1年、働く場所・道具・時間を柔軟に選べる制度 フルリモートで生産性に変化は
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年10月12日
サーバーワークス(東京都新宿区)は10月11日、働く場所や道具などを自由に選択できる同社の制度について全従業員にアンケートを行い、約8割の社員が生産性の向上を実感していると回答したことを明らかにした。
8割以上は「勤務地の柔軟性」が生産性に高く寄与していると感じている
同社は、働くための場所・道具・環境整備において、最も生産性の高い就業環境を社員が選択できる「クラウドワークスタイル」制度を2022年3月から導入。運用開始から1年を経て、全社員を対象に「働き方と生産性に関するアンケート」を実施した。その結果、同制度や仕組みが自身の生産性を向上させていると回答した人の割合は83.5%に上った。
特に生産性に高く寄与している項目として最も多かったのは、「はたらく場所の柔軟性」で85.5%。「はたらく時間の柔軟性(62.1%)」や「各種手当(53.8%)」に大きな差をつけた。
同社は、2024年2月期の成長率を130%以上と見込んでいる。クラウド市場の拡大による需要増加などの追い風に加え、「クラウドワークススタイル」制度の導入による社員の生産性の向上が、企業の売り上げアップにつながっていると見ている。今後も出社を強制することなく、社員が自身に適した仕事環境やライフスタイルに合わせて、勤務方法を選べる自由な働き方を継続していくことを明言した。
勤務地は日単位で選択、業務用に個人端末を選択した場合は手当を支給
「クラウドワークスタイル」制度は当初、出社を前提とした在宅勤務の制度だったが、2022年3月に、以下のように大幅に刷新した。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
アクセスランキング
ダウンロード資料、アイテム
特別企画、サービス
-
総務が押さえておくべき 2023(令和5)年に施行の法令改正情報
2023年は2022年に引き続き施行される育児・介護休業法のほか、労働基準法や労働安全衛生法、国民年金法の改正法令などが施行されます。本稿では今年に施行等される法令の中で、総務業務関連のものをピックアップしました。 -
【編集部厳選】総務1年生にオススメしたいコンテンツ20本
『月刊総務』編集部が、総務1年生やこの春久々に総務業務を担当する方にオススメのコンテンツを厳選。この機会に、総務実務の基本はもちろん、ビジネススキルや総務の考え方について学んでみませんか? -
総務のマニュアル
総務・バックオフィスの実務を実践的にサポートする「総務のマニュアル」シリーズ。ビジネストレンドを押さえた内容で、いま総務が知っておきたいポイントを具体的に解説していきます。 -
多様な働き方に対応する 社内コミュニケーション術
リモートワーク、ABWなど働き方の多様化がさらに広がっています。対面のコミュニケーションが減っている中においても、コミュニケーションを活性化するために、どうしていくべきでしょうか。 -
テレワークを実現するペーパーレス化と文書管理のポイント
ハイブリッドワークの需要が高まったものの、総務・経理などの管理部門では、請求書や契約書など書類のデジタル化に対応できず、出社を余儀なくされた方も多いのではないでしょうか。 -
総務辞典
総務辞典とは、どなたでもご利用いただける、総務業務に関する一般知識、関連法令や実務ノウハウなど総務に関する用語辞典です。 -
無料オンラインセミナーのご案内
月刊総務が開く、無料オンラインセミナーの予定はこちらからご確認ください。さまざまな企業と共催し、より専門的な知識を幅広いテーマで発信。総務の皆様の情報収集にお役立てください。 -
『月刊総務』調査
『月刊総務』では、不定期にアンケート調査を実施し、その結果を公開しています。全国の総務パーソンがどのように業務に対応しているのか、何を感じているのか、総務の現状を確認してみましょう。 -
YouTube 月刊総務チャンネル
『月刊総務』公式YouTubeチャンネルです! 「働き方」「戦略総務」などのテーマについて、数分で気軽にキャッチできる情報を発信していきます。ぜひ、チャンネル登録をお願いします! -
業務効率化&コスト削減 購買プラットフォーム
オフィス用品に関する困りごとを解決し、業務効率化とコスト削減を実現いたします。Kobuyは、一貫堂が提携するパートナーサプライヤに加え、お客様ご希望のサプライヤ商品・サービスを一元管理できるオフィス用品一括購買システムです。