東芝、社員2万5000人のデジタルスキルを登録 経産省や都の基準を参考にDX人材の定義を策定

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年05月16日
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東芝(東京都港区)は5月15日、デジタルトランスフォーメーション(DX)人材の定義(東芝グループDX人材定義)を策定するとともに、グループ社員約2万5000人が自身のスキルを登録したと発表した。今後は登録状況を基に、DX人材に必要なスキルを可視化しながら、人材育成に生かしていく。

業務フローごとに、12種類の役割を明確化

今回、DX人材を定義するにあたって、経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が定めた「デジタルスキル標準」や東京都が作成した「デジタルスキルマップ」を参考に、独自にルール付けした。

「戦略・企画」「プロダクト管理/プロジェクト管理」「セキュリティ」などの業務のフローごとに、「プロセスイノベーター」「プロダクトマネージャー」「ビジネスコンサルタント」など12種類の役割(ロール)を定義し、役割ごとに求められるスキルを明確化した。

必要スキルの一例

  • プロダクトマネジャー:「プランニング」「提案能力」「プロダクトマネジメント」
  • ビジネスコンサルタント:「新規事業創出能力」「プランニング」
「東芝グループDX人材定義」における12の役割
「東芝グループDX人材定義」における12の役割(※画像クリックで拡大)

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