コカ・コーラ、事務オペレーション効率化とデータ経営を推進する合弁会社をアクセンチュアと設立

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年01月09日
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コカ・コーラボトラーズジャパン(東京都港区)は1月5日、アクセンチュア(東京都港区)との合弁会社「ネオアーク」(東京都港区)を設立し、事業を開始したと発表した。コカ・コーラ社グループの管理・事務オペレーションを効率化によるデータドリブン経営を推進していくことが目的。

バックオフィス業務の効率化と、データの分析・活用

ネオアークにはコカ・コーラ社の人事・総務、財務、調達、カスタマーコンタクトセンター、営業支援業務、ITなどの機能の一部を集約させ、管理・事務オペレーションの効率化をはかる。さらに、飲料ビジネスに関するデータを捕捉・分析・活用したサービスをコカ・コーラ社グループに対して提供する。

コカ・コーラ社は、ネオアークから提供されたデータを活用し、将来のビジネス機会を予測しながら意思決定を行い、これまで以上に高品質で魅力的な製品・サービスを提供したい考えだ。独自の業務知見やオフィス業務の自動化ツール群を体系化したプラットフォームを持ち、専門的な人材を有するアクセンチュアは、コカ・コーラ社の持続的なビジネス成長を支援する。

コカ・コーラ社では昨年8月、「営業エクセレンス」「サプライチェーンの最適化」「バックオフィス、IT機能の最適化」の3つを戦略の柱とする2028年までの中期経営計画を発表していた。ネオアーク設立は、中期経営計画で掲げた「バックオフィス、IT機能の最適化」を推進するため、管理・事務オペレーションを効率化し、データに基づいた高度な意思決定の実現を目指す。

塩野義製薬や東北電力も 合弁会社設立で間接業務の効率化を目指す

コカ・コーラ社のように、バックオフィス業務をITコンサル企業などと組んで合弁会社を立ち上げ、業務の効率化を目指す動きが出始めている。

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