過去最多、職場の孤独を感じる人は7割超「気づかれない孤独」に諦めの声 転職意向にも影響
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月11日
職場で孤独を感じる人が増加している。パーソルキャリア株式会社の調査機関「Job総研」が実施した「2025年 職場の孤独実態調査」によれば、回答者の69.2%が「職場で孤独を感じた経験がある」と回答し、過去7年で最多となった。特に、2025年に入りその割合は67.2%と急増しており、前年比でも最大の増加幅を記録した。
孤独感は50歳代男性・中間管理職で顕著に
同調査は、2024年5月にインターネットを通じて実施され、20歳から49歳までの就業中の男女576人が回答した。そのうち、職場で孤独を感じたことが「ある」と回答したのは全体の69.2%。内訳は「とてもある」18.2%、「ある」26.2%、「どちらかといえばある」24.8%となっている。
職場で孤独を感じた時期を見ると、2019年(19.8%)から2020年(27.1%)にかけて増加し、2022年まではおおむね横ばいで推移した。しかし、2023年(36.1%)以降に再び増加傾向を示し、2025年には大きく跳ね上がった。
年代別では50歳代が73.8%と最も高く、次いで30歳代(73.1%)、20歳代(68.3%)、40歳代(62.1%)と続く。男女別では男性(72.2%)が女性(64.0%)を上回り、役職別では主任クラス(80.7%)が最多となった。
「人間関係の希薄さ」「雑談の少なさ」に孤独を感じる
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