「手取り足取り教えてほしい」 Z世代就活生の約7割が出社メインの会社を希望、電通調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年04月16日

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電通(東京都港区)は4月15日、2024年卒および2025年卒業予定の「Z世代就活生」の就職活動に関する意識調査結果を発表。約3人に2人が出社中心の働き方を望んでおり、入社後は細やかな研修や教育機会を希望する人が多数派であることを明らかにした。
企業選びで最も重視するのは「給料がいい」こと
企業のZ世代人材採用におけるブランディングを支援する同社コンサルティングチームが実施した調査によると、入社後の働き方について、過半数が「どちらかといえば出社が中心の会社」を希望(54.8%)。「出社が中心の会社」(11.5%)と合わせると約7割(66.3%)が、リモートワーク中心の会社よりも、出社メインの会社を望んでいる。
入社後は「ある程度拘束されても、手取り足取り教えてほしい」と答えた人が、8割近く(78.2%)を占めた。

エントリーする企業選びで重視するポイントについて複数回答で聞いたところ、最多は「給料がいい」で46.7%。「入社先を選んだ決め手」および「入社先でずっと働きたいと感じる上で必要なこと」でも1位に選ばれた。「賃上げが社会的に広がりつつある中、重要性があらためて示された」と同調査は分析する。
同じ質問でも一択の回答になると、「自分の夢ややりたいことに近い業界」(16.3%)が最多で、次に「業績が安定している」(8.1%)、「給料がいい」(7.9%)と続く。
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