アイリスオーヤマ、就活早期化に対応 大学1・2年生向け対面インターンシップイベントを初開催
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年07月07日

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アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は7月4日、大学1、2年生を対象とした就活イベント「IRIS Career LAB(アイリス キャリア ラボ)」を8月に開催すると発表した。早期から学生との接点を持つことで、将来の人材確保に向けた取り組みを強化する狙いがあるとみられる。
就活早期化に対応、学生に「学ぶ機会」を提供
就活の早期化が進む背景には、出生数の減少による新卒者数の減少と、深刻な人材不足によって新卒採用のニーズが高まっていることがある。
文部科学省・厚生労働省・経済産業省による2022年の「三省合意」では、2025年卒からインターンシップの定義が改正され、一定の条件を満たす場合に限り、企業が参加学生の個人情報を採用活動に活用することが可能となった。
こうした動きを受け、アイリスオーヤマでは就活イベントやインターンシップを通じて、学生との接点拡大に取り組んできた。大学1、2年生を対象にした対面形式での就活イベント開催は、今回が初となる。
「IRIS Career LAB」概要と主な内容
同イベントは、大学低学年の学生が就職活動について学び、将来のキャリア形成に向けた意識を高めることを目的としている。会社説明のほか、自己分析のレクチャーやワーク、若手社員との座談会などを実施予定。今後の大学生活をより有意義に過ごすための気づきを提供し、参加後の学習意欲や就職活動への意欲向上を図る構成となっている。
- 自己分析のレクチャーやワーク
- 自己理解を促し、大学生活や将来の選択を見据えた行動のきっかけを提供する
- 社員との座談会
- 働くことへの具体的なイメージを持たせ、将来に対する不安の軽減を目指す
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