採用・雇用:政府のインターンシップの推進に当たっての基本的考え方(三省合意)

最終更新日:2024年06月29日

文部科学省では、インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に関する産学連携の取り組みを総称して、「学生のキャリア形成支援に係る産学協働の取組み(キャリア形成支援に係る取組)」としている。

文部科学省、厚生労働省および経済産業省が開催する「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議」では、経団連と大学関係団体などからなる「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」の2021年度報告書の内容を踏まえ、インターンシップなどの取り扱いを2022年6月13日付けで改正した。

2022年6月の改正ポイントは以下の通り。

1. インターンシップなどの、キャリア形成支援の取り組みを4タイプに分類

目的 タイプ 名称 就業体験
企業や業界の情報提供や教育 1 オープン・カンパニー 必須でない
2 キャリア教育
自身の能力の見極めや評価材料の取得 3 汎用型能力・専門活用型インターンシップ
必須
4 高度専門型インターンシップ

2. タイプ3のインターンシップのうち、一定の基準を満たすもので取得した学生情報を、広報活動・採用選考活動の開始時期以降に限り、それぞれ使用できるようになった

基準は以下の通り。

  • 就業体験要件(実施期間の半分を超える日数を就業体験に充当)
  • 指導要件(職場の社員が学生を指導し、学生にフィードバックを行う)
  • 実施期間要件(汎用能力活用型は5日間以上、専門活用型は2週間以上)
  • 実施時期要件(卒業・修了前年度以降の長期休暇期間中)
  • 情報開示要件(学生情報を活用する旨等を募集要項等に明示)

詳細はこちらで確認できる。

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