最終更新日:2025年02月03日
「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」(エイジフレンドリーガイドライン。以下「ガイドライン」)とは、厚生労働省が2020年に高齢者が働く職場やこれから高齢者を雇用する予定の職場で、事業者と労働者に求められる取り組みを具体的に示したもの。
以下では、事業者に求められる事項を紹介する。
事業者は実施可能な対策に積極的に取り組むこと
ガイドラインでは高齢者を雇用する際、高年齢労働者の就労状況や業務の内容等の実情に応じ、実施可能な労働災害防止対策に積極的に取り組むように努めるよう求めている。
- 安全衛生管理体制の確立
- 経営トップによる方針表明と体制整備
- 危険源の特定等のリスクアセスメントの実施
- 職場環境の改善
- 身体機能の低下を補う設備・装置の導入(主としてハード面の対策)
- 高年齢労働者の特性を考慮した作業管理(主としてソフト面の対策)
- 高年齢労働者の健康や体力の状況の把握
- 健康状況の把握
- 体力の状況の把握
- 健康や体力の状況に関する情報の取り扱い
- 高年齢労働者の健康や体力の状況に応じた対応
- 個々の高年齢労働者の健康や体力の状況を踏まえた措置
- 高年齢労働者の状況に応じた業務の提供
- 心身両面にわたる健康保持増進措置
- 安全衛生教育
- 高年齢労働者に対する教育
- 管理監督者等に対する教育
参考:厚生労働省ホームページ
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