スパイスファクトリー、社員の声に応え、特別休暇として5日間のドナー休暇制度を導入

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年06月13日

スパイスファクトリー(東京都港区)は6月11日、福利厚生の一環として、ドナー休暇制度を導入したと発表した。社員はドナーに選ばれた際、最大5日の特別休暇が取得できる。

社員の声に応えて、特別休暇として休めるドナー休暇制度を導入 

ドナー休暇制度とは、仕事を休むことができず、提供を断念するドナーが多いという社会課題を受けて設けられた制度。ドナーに選ばれた場合、造血幹細胞提供のため、通常10日程度の入通院が必要となる。同制度を活用することで、自身の有給休暇を使うことなく、特別休暇として休むことができる。

特別休暇の設定では、「ボランティア休暇」などの代替適用や一部の日程を特別休暇とするなど、各企業が独自にルールを定めて導入している。運用としては、就業規則にドナー休暇の内容を盛り込み、それを社員に周知し、労働基準監督署に届ける形が一般的だ。

造血幹細胞提供までの流れの一例

97%の人がドナーに向けた特別休暇制度は必要と回答

骨髄の移植を待つ患者は毎年約2000人近くいるが、2人に1人は移植を受けられないという現状がある。その要因のひとつには、ドナー候補者の多くが仕事都合で辞退していることが影響している。

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