オフィスの古紙を、花が咲く再生紙「シードペーパー」に 名刺やカレンダーへの活用事例も

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年01月10日

有限会社スープ(神奈川県鎌倉市)は1月9日、オフィスの古紙から名刺約50万枚分に相当するシードペーパー(花の種やハーブの種をきこんだ紙)を名刺やブランドタグ、そしてカレンダーなどの販促物へアップサイクルさせたと発表した。

シュレッダー済みの紙ゴミを和紙職人や福祉作業所との協業でアップサイクル

同社は国産シードペーパーを活用したノベルティの生産販売を通じて、古紙のアップサイクルに取り組む中で、2023年から古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」を開始。20以上の企業や団体が参加した同プロジェクトで回収された古紙の総量が、2024年12月には750kgに達したという。

古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」の流れ

中京テレビ放送(愛知県名古屋市)では、人事異動で不要になった名刺30kgを、ミニうちわ3000枚にアップサイクル。うちわはイベントや企業見学会などで配布されているという。いすゞテクノ(神奈川県藤沢市)でも、社内の古紙7kgを名刺やうちわ、卓上カレンダーにアップサイクルした。

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