1800人に聞いた「現代人の疲れ」の正体 9割が疲労感を実感、最大要因は職場の人間関係
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月03日
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キリンホールディングス(東京都中野区)は12月2日、現代人の疲労に関する調査結果を発表した。調査によると、30~50歳代の社会人のうち9割以上が「疲労感(主観的な疲れ)」を感じていることが明らかになった。
最も大きな心理的負荷の要因としては「社内の人間関係」が挙げられており、また、年齢とともに疲労感が強まる傾向もうかがえるという。
現代人の「疲れ」の実態に迫る
同調査は、10月31日~11月3日の期間、全国の30〜50歳代の男女1800人を対象にインターネット調査で実施されたもの。
調査の目的は、働き盛り世代における「疲労感」と、その背景にある心理的ストレスや緊張といった「見えにくい負荷」との関係を明らかにすることにある。
なお、ここでいう「疲労」は身体的な疲れ、「疲労感」は主観的に感じる疲れを指しており、調査ではこの2つを明確に分けて捉えている。
9割以上が「疲労感」を経験 心理的ストレスとの関連が明らかに
「疲労」に加えて「疲労感を感じることがあるか」という設問に対し、90.3%が「ある」と回答した。さらに、そう回答した人のうち91.0%が、「疲労感」とストレス・緊張・心理的負荷の間に関係を感じていると答えており、主観的な疲れの背景には心理的要因が深く関係していることが示された。
心理的負荷の原因は「社内の人間関係」が最多 職場環境に大きな影響
心理的な負荷の原因として最も多く挙げられたのは、「社内の人間関係」(31.1%)だった。
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