「笑顔に見えない」60歳代男性、表情筋のトレーニングでコミュニケーションを改善 マンダム

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年12月19日

マンダム(大阪府大阪市)は12月18日、40歳代と60歳代の男性の表情を表情分析ソフトウェアで解析して比較したところ、40歳代よりも60歳代のほうが、無表情のときにネガティブな印象を与えていることがわかったと発表した。

同社によれば、60歳代男性の無表情がネガティブな印象を与えるのは、笑顔になるときに使う顔の筋肉の動きが衰えることが原因で、改善方法として同社は「表情筋のトレーニング」を提案している。

「笑顔が笑顔に見られない」「普通の表情なのに怒っている」、60歳代男性の悩み

同社が60歳代男性にヒアリング調査を実施したところ、「普通の表情をしているのに怒っているように見られる」「自分では笑顔のつもりなのに笑顔に見られない」といった、自分が意図した表情が出せていないという悩みが多く聞かれた。

人手不足の深刻化を背景に、定年を延長させる企業も多く、内閣府の「令和5年版高齢社会白書」によれば、60歳代の男性就業者の割合は、60歳から64歳で83.9%、65歳から69歳で61.0%と高く、年々上昇傾向にある。また、定年後も新たなコミュニティへの参加など、コミュニケーションの機会は増加する傾向にあるとされる。

同社では、感情を表す顔の表情はコミュニケーションの最も重要な要素とし、60歳代男性が抱える表情表出に関する悩みの要因を把握し、その改善を通じてコミュニケーションの円滑化に貢献することを目指して、顔の表情分析を実施した。

60歳代になると「口角」「頬上げ」に衰え

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