働く世代の隠れ心疾患と睡眠リスクを可視化 名古屋市で進む、「貼るだけ心電計」の実証実験

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月03日

ヘルスケアおよび臨床研究事業を手掛けるココロミル(東京都新宿区)は1月30日、ウエアラブル端末による心電図検査を活用する、健康経営プロジェクトに関する企業向けセミナーを開催したと発表した。

働く世代の隠れた疾患や、睡眠障害リスクを職場単位で把握し、予防につなげるモデル構築を目的としたプロジェクト。セミナー参加企業は先行実証で得られた運用知見を共有し、企業導入時の論点を議論した。

小型心電計を活用 社員の隠れた疾患や睡眠障害リスクを把握し予防へ

同プロジェクトでは小型心電計を活用し、隠れた疾患の早期発見や健康増進の効果を検証している。社員の心疾患リスクや睡眠状態を可視化することで、欠勤やプレゼンティーイズムに起因する生産性低下の抑制を目指しており、名古屋市主催の社会実証プログラム「なごやまちなか実証 NAGOYA CITY LAB」に採択されている。

胸部に小型心電計を貼付して測定、自宅で完結できるフローを構築

「ホーム心臓ドックpro」は、胸部に小型心電計を貼り付け、9時間以上の心電図データを取得する仕組み。睡眠時無呼吸症候群(SAS)や睡眠の質、ストレス指標も同時に測定でき、通常の健診で実施される30秒程度の心電図検査では見逃されやすい不整脈が検出が期待できるとしている。

データは臨床検査技師が解析し、数日以内にレポートとして返却。異常が見つかった場合は、医療機関との連携やオンラインクリニックによる専門医フォローまで、自宅で完結できるフローを構築しているという。

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