事業所によっては、人数も多く消防訓練時の避難場所が確保できない場合もある。とは言え、訓練を実施しなければならない場合、昼休みを利用して行う。具体的には、避難放送を昼休みの開始に合わせるのである。こうすれば、避難階段より屋外に避難でき、そのまま集合することなく食事に行ける。避難訓練としては成り立つ。ただ、原則的には、どの時間に実施しようとも、避難場所に集合して避難完了報告を実施すべきである。 (執筆:『月刊総務』)