不正アクセスの事例
(1) 大手百貨店のO百貨店の顧客38万2千人分の個人情報を社員が盗み、その個人情報を信用調査会社が買った。この社員は、窃盗・背任容疑で告訴されている。この事件は、社員がフロッピーを使って勝手に、個人情報を持ち出した。
(2) アメリカの世界最大のコピーメーカーが、業務時間内にアダルトサイトやネット競馬へのアクセスしている時間が多かった社員40人を一斉に解雇。
(3) 友人のパスワードを推定して入力し、偶然一致したため、インターネットの電子メールサーバーに不正に接続し、友人のメールをのぞき見していたとして、不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕された。
どこまで規制するかは、その企業のセキュリティポリシーによって違ってくるが、明らかに業務の生産性を下げることをやっているのである。また、不用意なアクセスによって、ウィルスをもらってしまうケースも多々ある。