福利厚生制度とは、一般に、会社が従業員やその家族等の健康や福祉の向上のために実施する諸施策を総称するもので、大きくは法令によって義務づけられている法定福利厚生と、企業が任意で行う法定外福利厚生に分けられる。
前者は健康保険、介護保険、厚生年金保険、労働者災害補償保険、雇用保険、児童手当拠出金が該当する。
一方、法定外福利厚生の内容は幅広く、たとえば次のようなものが該当する。
近年では、従業員の価値観同様、福利厚生に対するニーズも多様化している。画一的な福利厚生を提供していると、利用する従業員と利用しない従業員が出てしまい、不平等感が生じてしまうだけでなく、費用のムダも生じる。その対応策として誕生した福利厚生制度のひとつがカフェテリアプランである。