若手社員が「ママ」「マスター」になって上司の悩みを聞く? 社内に「出張スナック」作ります
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月29日

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イナック(東京都荒川区)は8月29日、オフィスや工場でも実施できる「出張街中スナック」を実施すると発表した。現在、「出張街中スナック」の受け入れ企業を募集しており、8月30日には無料説明会を実施予定。
世代を超えたサードプレイス 交流を生む「街中スナック」
同社の展開する「街中スナック」は、コロナ禍での対面コミュニケーションの減少、高齢化や再開発などによる地域の変容といった流れの中で、若者からシニアまで世代を超えた「コミュニティ」「居場所」「サードプレイス」を提供することを目的に、地域貢献型を目的とした「新しい飲食店」として展開されている。
仕組みとしては、若者世代がスナックの「ママ」や「マスター」をつとめ、一般的なスナックに設置されているカラオケなどを置かずに、来店客同士、または「ママ」や「マスター」との会話が楽しめる飲食店をコンセプトに打ち出す。営業中にモニターを通じて全店舗と会話でき、ほかの街のママやマスター、来店客との対話も可能だ。
深酒防止やスタッフの健康にも配慮し、22時には閉店としているのも特徴だ。
「飲みニケーション」を現代版に 「街中スナック」を企業に展開
同社が「街中スナック」をオフィスや工場にも展開するのは、以下のような状況がオフィスや工場で起きているからだという。
- 社外に飲みに誘うにはハードルが高い
- 社内で自社で企画しても気を使って逆に疲れてしまう
- 社内で企画をすると結局準備や片付けは若手や女性がやらされることでパワハラが発生
- 社内での懇親会は仲の良い人と固まってしまう
- 飲み屋で仕事の話をしたくてもコンプライアンス上話せない
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