業績の悪い会社ほど企業理念が浸透していない 「きれいごとばかり」、否定的感情を抑制するには
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年07月20日

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パーソル総合研究所(東京都港区)は7月19日、20歳代~50歳代の正社員の男女を対象にした「企業理念と人事制度の浸透に関する定量調査」の調査結果を発表した。調査結果からは業績の悪い企業ほど、企業理念・人事制度ともに社内への浸透度が低いことがわかったほか、企業理念についての否定的な印象として「内容がきれいごとばかりだ」との意見が挙がった。
従業員、企業理念は「リアリティが感じられない」「自社の施策は実際には効果が薄い」
調査結果によると、企業理念について「内容を十分理解している」は41.8%、「内容について同意できる」は44.5%だった。また、人事制度は、「内容を十分に理解している」は36.1%、「内容について同意できる」は33.8%だった。

ただ、企業理念についての従業員のネガティブな受け止めとして「内容がきれいごとばかりだ」「現場の現実がかみ合っていない」などの声が寄せられた。
そのほかの主な意見は以下の通り。
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