学研、障がい者の理解促進に「精神・発達障害者しごとサポーター」を養成 厚労省から講師を招く
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年07月30日

アクセスランキング
学研スマイルハートフル(東京都品川区)は7月25日、障がい者雇用・定着支援に向けて、学研グループ全社員を対象に、「精神・発達障害者しごとサポーター」養成講座をリアルとオンラインのハイブリッド形式で実施したと発表した。
公認心理師・精神保健福祉士を招き、障がいの特性や向き合い方などの理解を深める
精神・発達障害者しごとサポーターとは、精神・発達障がいについて正しく理解し、職場において精神・発達障がい者を温かく見守り支援する応援者のことで、厚生労働省はハローワークとともに、サポーター養成講座を全国各地で開催している。
今回の養成講座(7月17日開催)では、ハローワーク品川の公認心理師で精神保健福祉士の厩橋氏を講師に招き、「そもそも障がいとは何か」を解説する講義とグループ討議を実施した。受講者は、障がいがあっても希望や能力、適性に応じて活躍できる職場づくりに必要なことなどを、会社の垣根を越えて熱心に話し合った。

当日は会場受講のリアル受講者が14人、Zoomを使ったオンライン受講者が42人が参加し、新たに13社・56人の社員が、精神・発達障害者しごとサポーターに加わった。なお、今回の開催を含め、同社グループの受講者は計16社・470人となった。
養成講座のほか、e-ラーニング版を無料公開中
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。