法人カード導入で立替・仮払いの負担減も、新たな業務課題で悩む企業 Sansan調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年05月31日

アクセスランキング
Sansan(東京都渋谷区)が、法人カードの管理業務に携わる1000人のビジネスパーソンを対象に利用実態調査を実施。法人カードのメリットを感じつつ、管理業務においてアナログな業務課題に悩んでいることが明らかになった。
立替業務や仮払い業務の負担軽減、課題は 証憑 の回収と照合
法人カード利用による業務の変化について、約6割が「メリットの方が大きい」と感じている(58.8%)。
具体的なメリットとして、半数以上が「従業員立替業務の負担を軽減できた(50.9%)」ことを挙げる。そして「仮払い業務が減った」と答えた人の割合は43%にのぼった。

一方で、法人カード利用の課題について聞いたところ、最多は「利用明細との照合に時間を要している(51.8%)」だった。また、約3人に1人が「証憑の回収に時間を要している(34.8%)」と回答。請求書や領収書といった証憑の回収とその照合が、管理側である経理の負担としてのしかかっていることが浮き彫りになった。

インボイス制度や電帳法で、法人カード管理側の対応工数が増える可能性大
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。