「専門知識なし」でもウェブ向けRFP作成が可能に ソニーネットが無料の支援サービス開始
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年11月08日
ソニーネットワークコミュニケーションズ(東京都港区)は11月7日、ウェブサイト制作のためのRFP(提案依頼書)作成支援サービス「RFPビルダー」の提供を開始したと発表した。
「RFPビルダー」は、ウェブサイトの専門知識がなくても、用語の解説やヒントを基に簡単にRFPを作成できるサービスで、無料で利用することができる。
ウェブ知識求められるRFP作成 担当者の大きな負担に
RFPは「Request for Proposal」の略で、日本語では「提案依頼書」を意味する。ウェブサイトの新規立ち上げやシステムの導入を行う際に、発注先候補の会社に対して具体的な提案を依頼するためにRFPを作成する。
RFPには自社の現状の課題やウェブサイト作成の目的や概要、導入したい機能要件などを盛り込む必要がある。その際、RFP作成者には「発注者側の考えや要望を制作会社側に漏れなく伝え、最適な提案を引き出す」ことが求められるが、自社の膨大な課題や要件を整理しておかなければならず、作成者は一定程度のウェブサイトの知識が必要になる。
そのため、経験の浅いウェブ担当者やウェブの専門知識がない担当者がRFP作成をするのは負担が大きい。要件が漏れているようなRFPを作成してしまった場合は、実施したコンペが無駄になる懸念もある。
同社は20年以上ウェブサイト開発に携わる中で、こうした発注者側の課題に数多く直面してきたという。そこで、ウェブサイト制作やシステム構築を進めるには、精度の高いRFPを作成することが重要と考え、ノウハウを学びながらRFPの作成をオンラインで完結できる「RFPビルダー」を提供することにした。
質問へ回答するとRFPが作成される 「RFPビルダー」の3つの特長
「RFPビルダー」の特徴は以下の通り。
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