減らない標的型攻撃メール 社内でシンプルに訓練できるサービスに、3か月プラン新登場
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年11月30日

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アクモス(東京都港区)は11月29日、企業などで標的型攻撃メールへの訓練ができるソリューションについて、新たに3か月プランの提供を開始した。
擬似的な攻撃メールを一括配信、組織内への侵入を防ぐための訓練

標的型攻撃メールによる脅威を身近に感じられる訓練を実施することで、社内のセキュリティ意識向上や、インシデント発生時の報告フローの確認などに役立てられる。これまで1年プランのみだったが、以下のような企業のニーズに応える形で3か月プランの提供をスタートした。
- 必要なときだけ実施したい
- 大きなセキュリティ事故・事件があったときだけ実施したい
- 年間契約だと使わずもったいない
3か月プランが適用されるのは「Targeted Mail Training」。これは指定日時に、擬似的に訓練用の攻撃メールを一括配信するサービスだ。細かい配信設定は不要。訓練対象者はメールの不審な点に気付き、リスクを回避するために「添付ファイルを開封しない」「本文中のURLをクリックしない」といった対処を行う。
訓練メール内容は自社の属性や時流に合わせてカスタマイズできる
送信するメールの内容や、開封時の表示画面などは、自社の特徴に合わせて任意に指定できる。文面テンプレートも利用可。訓練の回数制限はないので、期間中に複数回の訓練を実施することも可能だ。訓練単位で分析結果を集計できるので、自社の不得意な分野を把握するのにも役立つ。3か月プランは4万9500円~。2か月のフリープランや、より高度な訓練を行えるプランも提供している。
同社のサービス導入企業では以下のように活用しており、運用の手間や作業時間が軽減されたという声も挙がっている。
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