働き方改革で社内のPC持ち運び頻度が増加する一方、約半数がWi-Fi環境に不満 民間調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月04日
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バッファロー(愛知県名古屋市)は7月3日、中小企業の会社員106人を対象に、業務用PCの社内利用におけるWi-Fi接続利用の実態調査を実施し、その結果を公表した。働き方の変化で社内でのPC持ち運び頻度が増加する一方で、ネットワークの課題が浮き彫りになった。

約7割の社員は、「毎日1回以上」業務用PCを持って社内を移動

調査ではまず、社内でWi-Fi接続し使用している業務用PCを持ち運ぶ1日当たりの頻度を聞いた。その結果、「5回以上」が12.3%、「3回から4回」が16.0%、「1回から2回」が36.8%となり、約7割が「毎日1回以上」社内で業務用PCを持って移動していることがわかった。

業務用PCを持ち運ぶ頻度(1日当たり)
業務用PCを持ち運ぶ頻度(1日当たり)

持ち運ぶ用途としては、「会議や打ち合わせ(対面)」(80.6%)が最も多く、次いで、「会議や打ち合わせ(オンライン)」(63.9%)、「他の社員に業務を教わる/教える」(33.3%)の順だった。

持ち運びの頻度が増えた時期は、「3年~4年前のコロナ禍」という回答(48.5%)が最多で、きっかけとしては、コロナ禍で需要が増した「オンライン会議の増加」が69.7%が最も多かった。このほか、「DXでPCを使った業務が増加した」(45.5%)、「オフィスの移転」(42.4%)という回答が上位に挙げられた。

業務用PCを持ち運びが増えたきっかけは?

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