正社員の人手不足、建設や情報サービスで深刻化 4年連続で5割超、人手不足倒産は過去最多に
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年11月18日
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帝国データバンク(東京都港区)は11月17日、2025年10月時点における人手不足に関する企業動向調査の結果を公表した。
調査によると、正社員の人手不足を感じている企業の割合は51.6%。10月として4年連続で半数を超える結果で、深刻な高止まり状態が続いている。前年同月(51.7%)から0.1ポイント低下したものの、変動幅は小幅にとどまった。
一方、非正社員における人手不足割合は28.3%だった。前年同月から1.2ポイント低下し、正社員に比べて改善傾向がみられる。
建設・情報サービスなど8業種で6割超の人手不足
業種別に見ると、正社員の人手不足割合が最も高かったのは「建設」で70.2%(前年同月比0.6ポイント増)だ。以下は、主要10業種における人手不足の推移をまとめたものだ。
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