日立エナジージャパン、ビジネスケアラー支援で介護に特化したコンシェルジュサービスを導入
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年12月08日

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ヘルスケアサービスを運営するインターネットインフィニティー(東京都千代田区)は12月7日、日立エナジージャパン(東京都品川区)に対し、仕事と介護の両立を支援する企業向け福利厚生サービス「介護コンシェルジュ」の提供を開始したと発表した。専門相談員による介護窓口の開設などを通じて、社員や企業が抱える介護の課題解決を目指す。
介護保険申請や、福利厚生制度の利用開始まで丁寧にサポート
同サービスは、同社が提供している、介護離職ゼロを目指す企業・団体を対象とした介護支援の総合サービス「わかるかいごBiz」のメニューのひとつ。
ケアマネジャーの資格を持つ専門相談員が、現場での実務経験を生かし、個々の社員が抱えるさまざまな介護の相談に対応してくれる。相談方法は電話・メールのどちらでも対応可能だ。
企業に対しては、介護への準備・予防案内や介護保険の申請サポートのほか、たとえば「自宅近くの施設を紹介してほしい」など、介護施設の紹介や見学の手配、ケアマネジャーの紹介にも対応する。また、相談内容に応じて、福利厚生制度を案内したり、制度を利用するに当たっての準備の手伝いなども行う。
今回の取り組みでは、相談員による介護相談窓口とともに、個々の状況に必要な情報を収集できる専用の介護情報ウェブサイトを設けるとしている。
仕事と介護の両立を支援する「わかるかいごBiz」
「わかるかいごBiz」は、介護に関するサービスを一気通貫で支援できるところに特徴がある。「介護コンシェルジュ」以外にも、従業員の介護に関する「実態把握」や「介護セミナー」「介護情報サイト」「介護ハンドブック」「介護e-ラーニング」などの支援施策を提供する。
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