会社員の副業経験率が38.3%に上昇 給与増でも「自由に使えるお金を増やしたい」が4割超える
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年06月27日
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パーソルイノベーション(東京都港区)は6月26日、副業に関する定点調査の結果を発表した。直近半年の副業実施率は38.3%となり、前年同期に比べ2.7ポイント上昇していることがわかった。また、副業をした理由では「自由に使えるお金を増やしたい」が44.4%となり、過去最多となった。
副業実施率は2022年より4ポイント上昇 定昇・ベアあっても副業
直近半年間の副業経験率は、毎年5月がもっとも低く、2月がもっとも高い傾向がある。今回の調査結果では、2024年2月の42.3%から38.3%へと減少したが、前年同月と比べると副業経験者は2.7ポイント増加、2022年5月と比べると4.2ポイント上昇し、副業実施率が伸びていることがうかがえる。
全回答者のうち、直近半年以内で所属企業に「定期昇給があった」との回答は42.1%、「ベースアップがあった」は33.0%。「定期昇給があった」との回答者の約半数、「ベースアップがあった」中では約4割が副業を実施しており、全体の副業経験率より高い水準を示している。
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