健康経営に取り組むと、人材の定着や生産性にもプラス 34万人のストレスチェック結果から分析
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年04月24日

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保健同人フロンティア(東京都港区)は4月23日、同社が提供するストレスチェックサービス「HoPEサーベイ」について、2023年度の実施状況をまとめたレポートを公表し、健康経営の重要性を明らかにした。
分析対象は、同サービスを受検した従業員34万3047人。調査期間は2023年1月1日から12月31日まで。
健康経営推進企業では高ストレス者の割合が少ない
健康経営優良法人認定取得企業(ブライト500、ホワイト500、健康経営銘柄を含む、以下「健康経営推進企業」)と、その他の企業に分け高ストレス者率を比較したところ、健康経営推進企業では14.0%となり、その他の企業と比べ、0.9ポイント低いことがわかった。

高ストレス者率の比較
健康経営は人材定着や生産性にもポジティブな影響
同社が独自開発した尺度「人材定着(インクルージョン尺度)」「生産性(エンゲージメント尺度)」の全項目において、健康経営推進企業はその他の企業よりもスコアが良好だった。特に、「成長できる職場」「心理的に安全な職場」の項目は差が顕著に見られた。
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