「光や音がつらい」「どんな配慮が必要?」 頭痛もち派・なし派がわかり合う従業員座談会の内容は
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月31日
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「ナロンエース Presents 頭痛もち座談会」が10月14日(火)、大正製薬株式会社で開催された。埼玉県さいたま市にある同社の総合研究所で開かれたこの座談会には、従業員40人ほどが参加。頭痛もちが感じる「見えない痛み」に光を当て、働きやすい職場づくりのヒントを探る場となった。
頭痛による支障や必要な配慮を共有
日本における頭痛患者数は約3200~4000万人ともいわれ、頭痛によるプレゼンティーズム損失率も大きいものになっている。大正製薬は「ナロンエースT」を始めとする解熱鎮痛薬の開発や販売を通じて、頭痛を抱える人とそうでない人がともに生きやすい社会の実現を目指してきた。その活動の一環として、まずは自社の意識改革から始めたいと開催されたのがこの頭痛もち座談会だ。
イベントではまず、同社の統括産業医である大野岩男氏が登壇し、頭痛の種類や治療方法について医学的な観点から解説した。発症しやすい頭痛には男女差があるものの、対処法に差はないという。

その後の座談会では、頭痛のある人とそうでない人、それぞれが4グループ・5グループに分かれて話し合いを行った。
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