新卒採用の歩留まり悪化の主因は「応募者との距離感」 8割超が返信速度に課題
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月12日
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アイシス(東京都渋谷区)は2月11日、採用活動における課題や応募者対応の実態について調査結果を公表した。
調査によると、歩留まり悪化の最大要因は企業の魅力不足ではなく「応募者との距離感」であることがわかった。85.6%の担当者が応募者からの返信スピードに課題を感じており、コミュニケーション設計の成否が採用の合否を分ける実態が浮き彫りとなった。
コミュニケーションの「質」と「速度」が障壁に
歩留まりが悪化する主な原因を尋ねたところ、「応募者との距離感」が28.6%で最多となり、次いで「スケジュール調整の手間」(27.9%)が続いた。一方で、「志望度不足」(15.8%)や「会社の魅力発信不足」(10.8%)といった項目は上位に入らなかった。
この結果は、学生が企業を選ぶ基準として、提示される条件や事業内容だけでなく、選考過程における「接点の持ち方」や「やり取りの円滑さ」を重視している可能性を示唆している。

また応募者からの返信スピードに課題を感じるかという質問に対しては、「非常にある(平均3日以上かかる)」が28.4%、「多少ある(1~2日程度かかる)」が57.2%となり、合計で85.6%が返信スピードに課題を感じている結果となった。
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