IT活用でオフィスを快適に スマホでビル外の温湿度やトイレの混雑状況を確認、温度調整の依頼も
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年03月14日
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ソフトバンク(東京都港区)と竹中工務店(大阪府大阪市)は3月13日、ソフトバンクが提供するスマートオフィス向けアプリ「WorkOffice+(ワークオフィスプラス)」と、竹中工務店が提供するスマートビル実現のためのソリューション「ビルコミプラス」の連携を開始したと発表した。
この連携により、入居者は、事前にオフィス空間の環境を確認し、より快適な場所を選んで働いたり、出社時間を調整して混雑を回避することができるようになる。ビル管理者にとっては、消費電力の適正化と入居者の快適性をバランスよく両立し、カーボンニュートラルに向けた脱炭素化も期待できる。
ビル管理者と入居者がつながり、リクエスト機能で「暑い」「寒い」などの空調調整を依頼できる
ソフトバンクの「WorkOffice+(ワークオフィスプラス)」は、オフィスビルの利用に関するさまざまな機能を一つに集約したソリューション。
スマホアプリを使って、入居者は会議室の予約や来訪者用のQRコードの発行などを行ったり、ビル管理者は入居者向けに情報発信をすることができる。
2022年12月には新たに「環境可視化機能」を実装し、ビルに設置されたIoTセンサーなどのデータと連携することで、ビル内外の温度や湿度、CO2濃度、混雑度、トイレの満空情報をアプリなどで可視化することができるようになった。
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