2024年度「なでしこ銘柄」23社選定 女性活躍・性別かかわらず子育て両立可能な環境を評価
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月25日

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経済産業省は3月24日、東京証券取引所(東京都中央区)と共同で、女性活躍推進に積極的な企業を認定する「なでしこ銘柄」を選定し、発表した。
2024年度は合計23社を選定するとともに、2023年度に新設された「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」では合計16社を選定したと発表した。
女性活躍や性別を問わない子育てなどに必要な環境が整っているかを重視
2024年度の「なでしこ銘柄」選定では評価のポイントとして、以下についての取り組みや成果がいずれも優れていることが重視された。
採用から登用までの一貫したキャリア形成支援
意思決定層における女性の登用促進に向けたパイプライン構築や個人のキャリア形成支援の環境が整っているかを確認するため、役員および階層別の女性比率などとそれらの男女差異を評価対象とした。
共働き・共育てを可能にする性別を問わない両立支援
「性別を問わない共働き・共育て」とその前提となる「全ての従業員を対象とする柔軟な働き方を可能にする環境が整備されていること」の取り組みの有無(インプット)と、その成果としての男性育休取得率・平均取得日数、全正社員の平均法定外労働時間・その男女差異など(アウトプット)を評価対象とした。
また、経営戦略と女性活躍を含む人材戦略との結びつき、それによる企業価値向上が自社独自のストーリーとして語られていることも評価のポイントとされた。
「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」の選定では、以下の点が重視された。
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