「伊藤レポート3.0」公開、SX・サステナブル経営で企業価値向上　価値協創ガイダンスも2.0に

経済産業省は8月31日、企業価値を向上させる取り組みの参考になる「伊藤レポート3.0（SX版伊藤レポート）」を公表した。

今回の3.0は、2017年10月に公表された同「伊藤レポート2.0」を経て、サステナビリティに着目しアップデートされた。「SX（サステナビリティ・トランスフォーメーション）」とは、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを「同期化」させていくこと、 およびそのために必要な経営・事業変革を指す。

民間企業等の経営陣が、社会のサステナビリティ課題を企業経営に織り込むことで持続的に価値を提供するために必要な経営・事業変革の取り組みが例示されており、自社の企業価値向上、または取引先や親会社に合わせて取り組みを進めるにあたって参照すべき情報が掲載されている。

レポートの要旨は下記の通り。