現場の「職人技」もリモートで伝承 東急が渋谷で開始した、アバターによる次世代OJT実験

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年01月29日
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東急(東京都渋谷区)は1月27日、人手不足対策や新しい働き方創出への一環として、実空間とデジタル空間をつなぐ「コモングラウンド」の技術を用いた体験施設の開設を発表。1月から企業向け体験デモンストレーションを、順次実施することを明らかにした。

離れた場所にいる複数人が、同じ空間を共有しているかのような没入型コミュニケーションを実現。距離や場所の制約を超えた、新たな働き方への提案に向けたサービス検証を進める。

日本発技術で画面がいらない遠隔コミュニケーション体験

従来のビデオ会議が、「画面を見る」コミュニケーションだったのに対し、同施設では「目の前に相手が立っている」感覚に近い体験を提供する。利用者はARゴーグルを装着し、施設と遠隔拠点双方のセンサーで取得した身体動作や位置情報を基に、アバターを介して立体的なコミュニケーションを行うことができる。

東京大学生産技術研究所の豊田啓介特任教授が提唱する空間技術「コモングラウンド」の一つである「空間重畳技術」を活用。東急が運営するオープンイノベションラボ「SOIL」(東京都渋谷区)に設置した。SOILは社会実装に特化した招待会員制のラボとして、他企業との協業や渋谷区と連携した先行的な取り組みなどを実施している。

「空間重畳技術」とは、ARゴーグルを装着することで、離れた場所にいる複数の人々がお互いの距離感や動きを感じながら、あたかも同じ空間にいるかのような没入型コミュニケーションができる技術のこと
※画像クリックで拡大

距離や場所の制約なし 職人技伝承など、遠隔研修への活用も視野

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