社員が受ける小さなストレス、生成AIの「すっきりbot」に話して解決して ベルシステム24
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月08日

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ベルシステム24(東京都港区)は7月5日、従業員が受ける日常の
「悩みを言語化できてすっきり」社内チャット上のbotとの対話で解消
同社では、2023年4月より社内業務での生成AI活用を開始している。今回開発した「すっきりbot」はその一環で、「ChatGPT-4o」を活用し、社内Slack上で日々の不安を言語化するものだ。
「すっきりbot」はリバネスナレッジ(東京都新宿区)が開発したParty On Slackを使用。プロンプト設計では、ベルシステム24がコンタクトセンター業務において培ってきたコミュニケーションノウハウを使い、利用者が「寄り添ってもらっている」と感じられる会話の出力となるよう、設定を行っている。
全社での実施に先立ち、希望者にβ版の実証実験を行ったところポジティブな評価が多く、アンケートには以下のようなコメントが寄せられた。
- 相手が「人」ではないので、考えすぎず、素直に思ったことを話すことができる
- 頭の中でただ考えているよりも、AIに相談しながら悩みを言語化できすっきりした
- 自身で考えなくてはいけないような質問を投げかけてくるため、自身の考えを深掘りできる
共同作業の急増が原因? 燃え尽き症候群の人が蓄積する「マイクロストレス」14の要因とは
マイクロストレスとは、日常生活において気付かないほど些細な人との交わりから生じて、知らないうちに蓄積していく小さなストレスのこと。人は、1日に20から30のマイクロストレスを与える刺激を受けており、これまで考えられてきた大きなストレスへの対処法ではうまく機能しないという。
世界中の1万1000人以上へ調査を行い、マイクロストレスを発見したロブ・クロス氏らが特定した、ストレスをもたらす対人的な要因は以下の通り。
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