「メールでパスワード別送」は終わりにしよう HENNGEの「脱PPAP」機能、35万社が利用
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年10月27日

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クラウドセキュリティサービスを提供するHENNGE(東京都渋谷区)は10月26日、メールでパスワード付きのZIPファイルとパスワードを別送する手法、いわゆる「PPAP」を用いずに、メールでの安全なファイル送信を実現した機能「HENNGE Secure Download」の利用者が、提供開始から約2年で35万社を超えたと発表した。
サービス開始2年で脱PPAPメールが優位に、送信メールの4割が削減
同社は、提供するクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」の1機能として、2021年10月に脱PPAPソリューション「HENNGE Secure Download」の提供を開始。
同社が記録したHENNGE Oneユーザーの送信メールの統計によると、サービス提供開始後2年となる2023年10月に、1週間当たりのHENNGE Secure Downloadを利用したメールの通数が、PPAPで送られたメールの通数を初めて上回ったと報告。

また、同サービスの提供開始直後(2021年10月)と、提供開始2年後(2023年10月)で、HENNGE Oneユーザーの添付ファイル付きメールの送信手段は、PPAPで送信したメールの通数が1週間当たり321万通から196万通に減少、2年間で約4割削減されたことが明らかになった。
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