「仕事が楽しみ」どうやって実現できる? 2023年「働きがいのある会社」若手ランキング

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年07月27日
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Great Place To Work Institute Japan(東京都港区)は7月26日、2023年日本版「働きがいのある会社」若手ランキングを発表した。

「働きがいのある会社」ランキングは、参加企業を対象に、従業員向け・企業向けの調査を実施し、その結果が一定レベルを超えた会社を順位付けしたもので、世界約100か国で実施している。今回の若手ランキングでは、「働きがい認定企業」(2021年7月~2022年9月調査実施)の中から、特に若手の働きがいに優れた企業を規模別に上位5社を選出した。

年齢・キャリアにかかわらず、社員全員の成長を支援している企業を選出

同ランキングは、従業員規模別に選出され、大規模部門ではレバレジーズグループ(東京都渋谷区)が、中規模部門ではフロンティアホールディングス(大阪府守口市)が、小規模部門ではAphros Queen(東京都渋谷区)が第1位に選ばれた。

GPTWジャパンは、各部門トップ企業の評価ポイントについて以下のように解説している。

レバレジーズグループ(大規模部門)

同社の「個々のポテンシャルを信じて任せる文化」が育成・配属・昇進昇格などあらゆる場面で実践。新卒・中途にかかわらず入社者を歓迎する風土や、丁寧なオンボーディングの仕組みなどで、よい連帯感が醸成されている。

フロンティアホールディングス(中規模部門)

「企業は、社員の幸せのために存在する」という企業理念の下、従業員の自己実現を支援するさまざまな施策を実施している。従業員からは、「能力開発の機会が充実している」「自身の仕事に特別な意味を感じる」「仕事に行くことを楽しみ」など評価も高い。

Aphros Queen(小規模部門)

社員一律の研修機会の設定など、年齢やこれまでのキャリアにかかわらず、全員の成長を支援する仕組みに優れている。自分らしく働ける環境に満足している社員が多いことも特徴といえる。

25歳以下の若手は、他の世代よりも自分の仕事に「誇り」を感じている人が多い

今年度は、「報酬」「利益分配」「能力開発」の充実度が高い企業が上位を占めた。その他、今回の調査結果について、GPTWジャパンは以下のように分析している。

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