日清食品HD、産前産後の従業員の金融リテラシー向上をあと押しする教育プログラムを導入
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年06月12日

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日清食品ホールディングス(東京都新宿区)は産前産後の従業員を対象に金融教育プログラムを導入する。ライフプランや資産運用などを学習できるというもので、ファイナンシャル・ウェルビーイング(経済的な幸福)の実現と出産後のキャリア設計を支援する狙い。こうした取り組みの一方で、福利厚生の一環として従業員の金融リテラシー向上をあと押しする動きも進んでいる。
教育資金・資産運用・生命保険などのテーマを学習できる
日清食品HDが産前産後の従業員向けに導入する金融教育プログラムは「ブロっこり」。同プログラムを提供するブロードマインド(東京都渋谷区)によると、出産後も働き続ける女性が増加する中、出産というライフイベントの節目の時期に、「マネーとライフとキャリアを総合的に見直し、前向きなキャリア設計に貢献できるもの」として、今回の導入に至ったという。

プログラムの学習期間は3か月間で、1回におよそ30人が希望制で利用できる(年に数回募集)。出産を迎える従業員とそのパートナー向けに事前に知っておきたい内容をまとめており、出産に関連するテーマだけでなく、「働き方」や「家族の暮らし」といった学習項目も用意している。同プログラムで学習できるテーマは以下の通り。
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