飲酒のアルコール量と分解時間、従業員が自己判断できる無料ツール 厚労省が啓発資料配布

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年11月12日
ogp20241112tu_1

厚生労働省は11月11日、摂取したアルコール量とそのアルコール分解に必要な時間がわかるウェブツール「アルコールウォッチ」の利用を促進するための啓発ツールの無料配布を開始した。社用車等を運行する事業者においても、アルコール摂取後の判断にも活用できる。

アルコール量とともに、運転再開の目安が一目でわかるツール

スマートフォンやPCなどでアクセスして使えるこのツールでは、さまざまなお酒の種類と量をイラストで表示。利用者は、自分の飲んだ(これから飲む)お酒を選択(ドラッグ&ドロップ)することで、純アルコール量と分解されるまでの時間が簡単に把握できる。

掲載されているお酒の種類は、ビール・酎ハイ・ハイボール・ワイン・日本酒・焼酎・ウイスキーなどで、水割りやロックといった飲み方や缶・中瓶・グラス・ジョッキなどの量ごとに選べる。また、イラストに載っていないお酒についても、アルコール度数と飲料を直接入力することで計算も可能だ。

同ツールを活用することで、事業者の場合は従業員の飲酒運転防止、アルコールチェックのスムーズな運用に向けた啓発に役立てられる。

「アルコールウォッチ」の画面
「アルコールウォッチ」の入力画面

缶ビール1本で、運転再開までに3時間30分を要する

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 【AI×交通安全運動】111社が共同で事故リスク削減に取り組んだ2か月間……その結果は? PR
  • オフィスの課題解決はデータ収集から 社員の位置情報を自動で管理しフリーアドレスを効率化 PR
  • 大切なのは「自社ならでは」のオフィスづくり 社員の「心」を解析すると幸せな働き方が見えてくる PR

特別企画、サービス