多様化する社員が活躍できる職場に DE&Iをトップダウンで浸透させる取り組み2つ
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月18日

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SWCC(神奈川県川崎市)は7月16日、「アンコンシャス・バイアス」を従業員一人一人に知ってもらうため、具体的事例に焦点を当てた「アンコンシャス・バイアスハンドブック」を派遣社員も含めた同社従業員向けに製作したと発表した。
同社では、長谷川隆代社長直轄の「ダイバーシティ推進プロジェクト」を中心に全ての社員が働きやすい環境の構築を目指しており、ハンドブックもプロジェクトメンバーが中心となって、自社で起こり得る事例などを盛り込んで制作した。
マンガ活用で社員が読みやすい工夫、ワークショップも予定
アンコンシャス・バイアスは、心理学の概念である「認知バイアス」の一つで「無意識の偏見」などと訳される。ハンドブックは、一般的な職場に潜む事例に加え、従業員へのインタビューを通じて同社で起こり得る事例を盛り込むことで、多くの従業員に興味を持ってもらえるような内容にした。

それぞれの事例には解説を加え、気付きのポイントがわかるような工夫も施した。さらに、マンガを織り交ぜることで、「どうしたら気軽に手に取って読んでもらえるか」を意識して製作したほか、「多様性を尊重する表現ガイド」を加えて、具体的な考え方や推奨される言葉のいい換えなども参考としてガイドブック内で示している。
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