積水ハウス「男性育休白書 2025」を発表 男性育休の取得率は過去最高 意識も前向きに変化

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月22日
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積水ハウス(大阪府大阪市)は9月19日、企業で働く男性の育児休暇(育休)の実態をまとめた「男性育休白書 2025」を公表。未就学児がいる家庭の男性育休取得率が、過去最高だったことがわかった。

白書では、男性の育休取得への意識が前向きに変化していると指摘。たとえ何をすべきかわからない手探りの状態で育休を取得したとしても、取得したことで男女ともにポジティブな変化が見られることなどが示されている。

育児は「自分ごと」約8割が自主的に育休取得

育休取得希望者の約8割は、自分の希望で自主的に取っている(79.8%)。これは「会社からの指示で取得」した人の割合(42.3%)よりも多い。同調査では、育児を自分ごと化したいという育児に積極的な人が多くなっていると分析している。

ただし、育休を取得した男性の過半数が、取得前は育休中に何をすればよいのか、正直わからなかったと答えていたことも明らかになった。

左:図3 育休の取得動機 右:図4 育休取得前、育休取得中に何をすればいいのか正直わからなかった
※画像クリックで拡大

夫は「とるだけ育休」だったと思わない女性が10ポイント増

一方、夫が育休を取得した女性に、夫の育休は正直「とるだけ育休」だったかと聞いたところ、「思わない」との回答が43.5%と前回より10ポイント増、「思う」(39.5%)を上回った。

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