25卒学生の半数が内々定を獲得、昨年比20ポイント増 新卒採用困難に マイナビ・3月実施調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年04月08日
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マイナビ(東京都千代田区)は4月5日、2025年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(3月)」の結果を発表。25年卒予定の半数が内々定を獲得し、前年の同じ時期に比べ20ポイント近い大幅な増加だったと公表した。

一方、同社の別の調査では、企業側は2025年卒の新卒採用の見通しについて、約4社に3社が「厳しくなる」と予想していることが明らかになっており、少子化や人手不足の影響を受け、企業側が新卒学生の獲得を前倒しに進めている実態が浮き彫りになった。

内々定獲得の学生、前年同期比で17.4ポイント増加

マイナビによると、2025年卒学生の3月時点での内々定率は47.4%で前年比17.4ポイントの増加で、34.3%だった2月に引き続き、前年を大きく上回って推移した。また、内々定保有者のうち、活動を継続する割合は59.0%で前年から11.1ポイント減少しているものの、6割近い学生が就職活動を継続する意向にあった。

内々定保有率の推移

新卒採用を巡っては、入社後、希望に合った配属でなければ、入社を辞退する傾向もあり、ここ数年「職種別コース」の採用を導入する企業が増加している。

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