温室効果ガスの削減、知識と行動が一致しない日本人 最も「効果のある」行動は何? 国際比較調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年04月23日

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世界的な世論調査会社のイプソス(東京都港区)は4月22日、日本を含めた世界33か国2万4290人を対象に、気候変動に関する意識調査を実施。日本人が最も温室効果ガスの削減に効果があると考える行動と、実際に削減に効果がある正しい行動との間にギャップがあると発表した。
調査は4月22日の「アースデイ」に合わせて実施した。調査結果によると、日本人が温室効果ガスの削減に最も効果があると考えている行動は「リサイクル」だったが、実際には効果がある、あらゆる行動の中で「60位」だった。
温暖化につながる原因の知識が、実際の行動に結びついていない
温室効果ガス削減のために最も効果のある行動は「車を持たない生活をする」だが、国内では7位という結果になった。また、4位の「簡易包装」も実際の効果は38位と、温室効果ガスの削減につながる行動について、認識と正しい行動との間にギャップがあった。

ただ、リサイクルに関してはグローバル平均でも2位となり、最も効果がある「車を持たない生活をする」は8位という結果になるといったギャップが生じていた。
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