20〜60歳代の労働者の8割が日本人の平均睡眠時間以下という調査結果に 特に20歳代は深刻
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月14日

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NTT PARAVITA(大阪府大阪市)は3月13日、同月14日の「世界睡眠デー」に先立ち、同社提供の企業向け睡眠改善サービス「ねむりの応援団」のユーザーデータを基に分析した調査レポートを発表した。
調査の結果、企業で就業している20歳代から60歳代までの、いわゆる「働き世代」の約80%は世界最短といわれる日本の平均睡眠時間(7時間22分)に満たないことが明らかになった。また、9割の人は睡眠の質に満足していないことなど、働き世代における深刻な睡眠課題が浮き彫りとなった。
労働者の平均睡眠時間は、日本人の平均以下の6時間半
経済協力開発機構(OECD)が実施した2021年の調査では、日本人の睡眠時間は7時間22分と、加盟国33か国の中で最も短いと報告されているが、今回の調査では、平均睡眠時間は6時間27分となった。
年代別では、50歳代が6時間3分と最も短く、次いで、60歳代の6時間11分、40歳代の6時間28分、20歳代・30歳代は6時間47分だった。

なお、働き世代の79.9%がOECDの日本の平均睡眠時間に満たなかった。
8割超が「不眠症」の疑い、睡眠不足や睡眠の質低下が原因の可能性
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