「管理職の働き方は無理」 出世を望まない社会人1、2年生が約半数に達する ソニー生命調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年04月22日
photoAC_1110601_20230421

ソニー生命(東京都千代田区)は4月18日、2024年春から働き始める社会人1年生と、就職してから1年が経過した社会人2年生計1000人を対象に実施したアンケート調査の結果を公表した。調査の結果、今どきの若者の金銭感覚を明らかにするとともに、「出世したいと思わない」という若者の本音が浮き彫りになった。

社会人1、2年生、初任給は「貯蓄に回す」が最多 身だしなみへの出費は増加

調査ではまず、初任給の使い道について聞いた。その結果、社会人1、2年生ともに、「貯蓄に回す」(1年生:39.8%、2年生:32.2%)が最多となった。

社会人1年生と2年生の比較では、「友人と飲み会・食事会を楽しむ」は社会人2年生が20.4%と、社会人1年生(15.6%)と比べて4.8ポイント高かった。この結果について、社会人2年生は新型コロナ5類移行後、それまで控えていた飲み会や食事会の機会を増やした人が多かった結果と、調査は推測している。

初任給はどのようなことに使いたいか、使ったか

また、社会人2年生に、社会人1年目の生活でかかったお金について質問したところ、かかった金額の平均では「プライベートな付き合い・交際」(20万2990円)が最も多かった。

2023年の結果と比べると、かかった金額の平均は、「身だしなみ(「スーツ・化粧品など)」が2023年4万2210円から2024年4万8429円と6219円増加。「プライベートな付き合い・交際」では2023年21万3448円から2024年20万2990円と1万458円減少した。

これらの結果について、同調査は、テレワークから出社勤務への勤務形態が変わったことや物価上昇が影響していると分析した。

入社前に思い描いていたイメージとのギャップに戸惑う社会人1、2年生が多い

続いて、出世に関する意識について質問した。

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 「働きがいのある会社」トップ企業のハイブリッドワークの形 戦略総務を実現できるデバイスとは? PR
  • コスト削減だけじゃない! 働き方が変わり、コミュニケーションも生まれる「照明」のすごい効果 PR
  • 災害への備えは平時から。企業の防災担当者を強力にサポートする東京都のサービスとは PR

特別企画、サービス