女子学生や社会人女性から選ばれた「共同保育室」 類設計室の子育ても仕事も協力する仕組みとは
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年10月18日
類設計室(大阪府大阪市)は10月17日、自社の「WOMAN’s VALUE AWARD2023」(主催:一般社団法人日本ウーマンズバリュートレーニング協会/LiLi株式会社)の「ジェンダード・イノベーション部門」にて優秀賞を受賞したと発表した。
同社では2012年に社員の発案で「共同保育室」を設立。子供と一緒に出社し、子育ても仕事もママ社員同士で協力して行う仕組みなどが評価された。
子供と一緒に出社 子育てをしながら仕事ができる「共同保育室」
同社の「共同保育室」とは、子連れで出社して子育てをしながら、担える範囲の仕事課題を担う仕組み。出社日数や時間も、子供や自分の状況に合わせて、周りに相談しながら決められる。
共同保育室は現在、東京と大阪の2か所で、ここで子育てした社員は31人、育った子供は40人を超える。育児休暇も取得可能だが、出産した9割の女性社員が共同保育室を活用している。
共同保育室を経験した女性社員はほぼ全員が復帰し、さまざまな部門で活躍中。産休・育休期間が終わってからも、日々子育ての相談や自主的な預かり合いが行われている。第1期メンバーの3人はいずれも課長職にもなっている。
同社によると、部署を超えて先輩ママたちに相談できる風土が生まれたことで、キャリアを歩む上での壁になりがちな出産・育児も、みんなで子育てに取り組み、より
ママ社員と子供だけでなく、社員や家族も集う場所に
共同保育室の利用者や、社員の声は以下の通り。
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