みんな適当に設定しすぎ! 情報漏えいしたパスワードランキング2021発表、1位はまたアレ
月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年02月10日
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ソリトンシステムズ(東京都新宿区)は2月7日、日本人が使用するパスワードの実態について、2021年版のリポートを発表した。
2021年に発見された情報漏えい事件を分析した結果、「123456」や「password」などの単純なパスワードが上位を占めており、実際に漏えい被害に遭ったパスワードの傾向とも一致していることがわかった。
数字やキーボード配列など、単純なパスワードを使用している人が非常に多い
今回のリポートでは、2021年に発生した209件のパスワード漏えい事件のうち、国内の139事件と国外などで発生した70事件におけるパスワードを収集し、ランキングを作成した。
その結果を、2020年に漏えいした日本人のパスワードランキングや、2021年に日本人が使用したパスワードランキング(パナマNordSecurity社発表)と比較しつつ分析している。
分析の結果は下記の通り、単純なパスワードを使用しているアカウントが多いことがわかった。この傾向は2020年から変わっておらず、しかも2021年に漏えい被害に遭ったパスワードのランキングともほぼ一致していた。
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