企業の公式SNS活用「認知度向上」がトップ 効果実感の声もある一方で課題も

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年09月15日
AdobeStock_482693102_20230915

帝国データバンク(東京都新宿区)は9月14日、企業におけるSNSのビジネス活用についてのアンケート結果を公表した。

企業の40.8%が社外に向けてSNSを活用していると回答、BtoC企業では7割を超えていることが判明。一方で、セリア(岐阜県大垣市)が9月14日に発表したように、社内関係者と思われる人物が作成したアカウントが短期間に2万人を超えるフォロアーを集めたという、公式アカウントを開設しないことに起因する事案まで発生している。

同調査では、社外向けSNSの活用状況や用いるSNS媒体について明らかにしている。

商品、サービスの受注や販売、人材募集を目的とした活用は1~2割台

社外に向けてSNSを「活用している」企業のSNS活用の目的で最も多かったのは「会社の認知度・知名度の向上」(67.6%)だった。次いで、「商品・サービスのプロモーション」(59.2%)、「会社や商品等のイメージの向上」(42.4%)、「顧客とのコミュニケーションの促進」(41.2%)と続いた。

社外に向けたSNS活用の目的(複数回答)
帝国データバンク調べ

一方、「営業・受注活動」(26.4%)、「採用活動での利用」(19.7%)、「ECサイトへの誘導」(14.4%)といった直接的な商品・サービスの受注や販売、人材募集を目的にSNSを活用している企業は1~2割台にとどまった。

活用目的によって異なるSNS 顧客とのコミュニケーションには何を使う?

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 「働きがいのある会社」トップ企業のハイブリッドワークの形 戦略総務を実現できるデバイスとは? PR
  • コスト削減だけじゃない! 働き方が変わり、コミュニケーションも生まれる「照明」のすごい効果 PR
  • 災害への備えは平時から。企業の防災担当者を強力にサポートする東京都のサービスとは PR

特別企画、サービス